「根」

yo

<作家名>

楊 珪宋 (Keiso Yo)

<作品名>

根 (root)

 

<製作年>

2015

 

<素材>

<作品説明>

アガペーの象徴として、女土偶をインストールした。アガペーは根源的な「無償の愛」であり、誰もが持つ本能でもある。

「生き物の存在理由を模索する事」や「他と違う肉体の形状に差を感じてしまう事」など、命に関して理由を求めること自体、非常に愚かなことである。しかしながら、私が、それらをすんなり認めることは困難で、受容するには対象をよく観察して考える必要がある。

理由を求めなくていい根源的なものは、唯一、安心感を与えてくれる。

 

 

<作家略歴>

1985年 愛知県に生まれる。小学5年の頃に中国人の血をひいていることを知る。受け入れがたいものや恐ろしいものを受容する起点として、肉体をモチーフとした作品制作に取り組んでいる。2013年より画家の設楽陸氏と共にアートプロジェクト「天竺」始動。各地でカフェ、バーやディスコなどの空間を作り飲食店形式で陶芸作品を発表。

 

[展覧会]

2012年「若手作家プログラム#1motion」名古屋市民ギャラリー矢田(名古屋)

2013年「くうちゅう美術館」名古屋テレビ塔(名古屋)

2014年「仮想のコミュニティ・アジア黄金町バザール2014」黄金町エリア(横浜)

2015年「地獄のディスコ天竺-お経remix-」N-markB1(名古屋)

「Sky Orver Ⅰ」アートラボあいち大津橋、アートラボあいち長者町(名古屋)

2016年「楊珪宋展」横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜)

「Identity XII – 崇高のための覚書」nichido contemporary art(東京)

 

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