健康な人工林を育てるには、定期的な間伐、植樹が必要です。
愛知県は美大が複数あることもあって、毎年沢山のアーティストが育っています。
美術館やギャラリーも一定数あり、国内でも有数の文化都市です。
しかし、若いアーティストがどんどんと巨木に育っているかというと…
他地域の有名材ばかりが使用されれば、地元の豊かな森林に太陽の光は届きません。
商品に対する対価が不釣り合いであれば、健全な成長は見込めないでしょう。
若いアーティストの成長には、森林と同じように、適切な環境の手入れが必要です。
愛知県産の木材で作られたこのギャラリーは、国際芸術祭あいちトリエンナーレ2016の会場として賑わいを見せる長者町の街中に設置されます。
国際的な舞台のすぐ隣で、地元が主体となって地元の隠れたアーティストを紹介することで、
都市の木質化の理念と共に、地域循環型のアート消費文化を広め、根付かせる事を目指しています。
トリエンナーレ期間の展示チラシはこちら